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ブルガリアのローズ ①

ヴァレデローズのローズウォーターはダマスクローズ発祥の地と言われるイラン産ですが、
世界的にダマスクローズと言えば、ブルガリアが有名ですよね。

イランはどちらかと言えばローズオイルよりも、古くから飲用の歴史のあるローズウォーターを採るための蒸留をしていますが、ブルガリアは香水など化粧品に使うローズオイルを採るのがメインの蒸留という印象があります。
ローズウォーターも精油成分が多く溶け込んだ、香り高くスキンケアにぴったりのものが採れます。
5月に代表の新井がブルガリアンローズを視察して来ました。

始めに訪れた蒸留所は、首都ソフィアから車で2時間半ほどのプロブディフ州にあるヒサリャという温泉の出る町から、山の方へ更に1時間。
このダムの水がバラ畑に引かれているそうです。曇っているので写真ではわかりませんが、透明度の高い綺麗な水でした。

5月最終週で開花のピークは過ぎていました。バラ畑は少し寂しい感じでしたが、花はうっとりするような良い香りです。

ブルガリアでは年々摘み手が不足しているそうですが、ダマスクローズはデリケートなので機械で摘み取るわけにいきません。無農薬栽培のため虫除けにハーブの抽出液を撒いているそうですが、これもかなり手間がかかる作業です。

ブルガリアのダマスクローズの枝には花が7つ付いていて、7つ全部を摘み取らないようにすると株が元気に育つそうです。
数えてみると本当に7つずつ!自然の神秘を感じました。

ブルガリアでダマスクローズの栽培が始まったのは17世紀。イランの紀元前1200年の歴史に比べると浅いですが、国を挙げてダマスクローズの品質向上に取り組んでいて、国立バラ研究所などで厳しい基準を設けて品質管理に努めています。

こちらは蒸留工場。大きなタンクの中に蒸留したてのローズウォーターが入っています。

ローズオイル(ローズオットー精油)の抽出を手伝わせてもらいました。バラを蒸した水蒸気を集めて冷やすと、ローズウォーターより比重の軽いローズオイルが表面に膜を張ります。
ローズオイルは1トンの花弁から100gしか採れない大変高価なもので、楽しそうに持っていますが、末端価格は1000万円を超えています…!

蒸留のあとはフレッシュローズティーで一息。摘みたてのダマスクローズ花弁にお湯を注いだシンプルなお茶ですが、瑞々しいバラの香りが広がってバラのエッセンスそのもの♡ドライローズのクッキーもいただき、贅沢なティータイムとなりました。

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